ハンカチ王子 斎藤佑樹の全てを懸けたシーズンが始まる

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北海道日本ハムファイターズ公式HP

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田中将大と斎藤佑樹。かつてライバルと言われた二人の差は、天と地ほど開いてしまった。2013年、田中将大は前人未到、開幕24連勝でシーズンを終えた。日本シリーズでは第2戦で勝利し、第6戦で初めての敗北を喫するものの、160球を投げ完投。そして運命の第7戦、前日160球投げたにも関わらず最終回に登板し、見事チームを日本一に導いた。そして彼は今年、メジャーリーグに移籍する。メジャーリーグの評価も高く、大型契約になることが予想されている。彼の目に、かつてのライバルなど映ってはいない。

一方2006年、夏の甲子園決勝で田中将大を三振に打ち取り、チーム優勝の立役者となった斎藤佑樹は2013年シーズンをほぼ全て2軍で過ごした。右肩の故障に悩まされ、思うように投げられなかったのである。シーズン序盤はほぼリハビリに時間を費やし、シーズン中盤に復帰し2軍公式戦に登板するものの、1イニング9失点するなど、サッパリであった。プライドの高い彼にとって、2013年のシーズンは地獄にも似たシーズンであったろう。周囲からは「斎藤佑樹は終わった」、「ピークは過ぎた」、「斉藤の怪演に乗るのはもうたくさん」など、厳しい声が浴びせられている。

斎藤佑樹は2014年で、4年目のシーズンを迎える。斎藤佑樹は田中将大について「今は差が開いているが、いつかまた追いつき追い越してみせる」と発言している。今のところ、口にするのも恥ずかしいほど差が開いていることは彼も自覚していることだろう。「口だけは達者」と言う陰口も聞かれる中で、もう一度ヒーローの座に返り咲けるのか。まさに真価が問われる年となるだろう。雑音を黙らせるには、結果を残すしかない。現在斉藤は自主トレ中で、早くもブルペンに入って投球練習を行っている。今年は肩の調子が良いそうだ。再びマサ・タナカに追いつけるよう頑張ってもらいたい。合言葉はマサ・サイトーである。

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