印西市が小中学校のエアコン設置案否決!小中にエアコンは必要?

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千葉県印西市議会は、板倉正直市長の選挙公約である小中学校へのエアコン設置案を事実上否決した。

20日に成立した一般会計予算案には当初エアコン設置費用2000万円が計上されていた。

議会はエアコン導入には賛成していると話しているものの、「説明不足」、「計画に無理がある」などとして、当初の予算案を否決している。

結局エアコン導入費を除いた予算案が可決されたのである。それにしても、導入には賛成しているのに、設置費が盛り込まれた予算案を否決するとは、理解に苦しむ。

小中学校にエアコンは必要なのか?

果たして小中学校にエアコンは必要なのだろうか。真夏の暑い時期、下敷きを団扇代わりに仰ぎながら授業を受けた方も多い事だろう。

「それくらい耐えろよ」、「それは甘えだ」、「真夏は夏休みだろ」と言う意見も多いが、最近の夏はとてつもなく暑く、7月、9月でも教室内の気温が37度になることもある。

室内で熱中症になるケースも多く、気象庁が適切な冷房使用を呼びかけているくらいだ。小中学校にも冷房があっても良いのではないだろうか。

文部科学省は2006年度から冷房設置費の3分の1を補助し、エアコンの設置を支援している。この事をみても、小中学校へのエアコン設置は時代の流れに沿ったものではないだろうか。

エアコンを導入する自治体は増えている

全国のエアコン導入状況はどうか。2010年度で、エアコンを導入している小中学校は全体のわずか10パーセントであった。

2010年以降調査が行われていないようだが、異常な暑さが続いた2012年、2013年をきっかけに導入する自治体が続出している。

判明しているだけでも、相模原市、海老名市、福岡市、太田市などが全小中学校に導入済または導入予定である。

板倉正直市長は「子供たちの健康を考えると、できるだけ早急に取り組む必要がある」と議会で訴えたが、一蹴されてしまった。その理由は前述のとおりである。

印西市の小中学生にはなんとも残念なニュースだ。熱中症にならないよう、気をつけてもらいたい。

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