どうなる?鎌倉市のゴミ有料化案は継続審議に

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鎌倉市は予てからゴミ収集の有料化を目指す動きを活発化させている。市民としては度重なる増税の上に、ゴミ出しまで金を取るのか?と批判が高まっているが、市長は有料化を断行したい模様だ。

16日、市の観光厚生常任委はゴミ収集有料化に向けた条例改正案を賛成多数で可決した。これにより、27日の本会議でゴミ収集有料化法案が可決され、早ければ2015年1月にもゴミ収集有料化がスタートする予定だった。

2014年度一般会計補正予算案が委員長預りに

ゴミ収集が有料となれば、鎌倉市民の暮らしが更に苦しくなることは間違いない。引っ越しを考える人が出てもおかしくないだろう。

鎌倉市議会委員長中沢克之氏(自民)は23日、ゴミ収集有料化の経費が盛り込まれた2014年度の一般会計補正予算案を一度も審査せず、委員長預かりとする事を決めた。委員からの異論も無かったようだ。

これにより市はゴミ収集有料化の準備に着手することが出来なくなった。そして翌日、「有料化は増税の一つ。慎重かつ集中的な審議が必要」として、継続審議とすることを決めた。

反対の声は根強いが、ゴミを減らす必要もある

2015年に現在稼働中のゴミ焼却場2基の内、1基が停止となる鎌倉市は、2015年3月までにゴミを8000トン減らす必要がある。2007年に新規ゴミ焼却場を建設する計画があったが、付近住民の反対に遭い、市長は退陣している。

有料化しない場合、どのようにしてゴミを減らすのか。また、有料化して本当にゴミは減るのか、市民が流出して却って税収が落ちるのではないか。そのような課題を鎌倉市は突きつけられている。

このような問題は、今後鎌倉市以外でも発生する可能性がある。あなたがお住まいの市区町村が、突然ゴミ収集有料化を決めたら、あなたはどうするだろうか。

日本のゴミ収集有料化の流れを作りかねないだけに、鎌倉市の判断に注目が集まっている。

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