コンピュータ対プロ棋士の対決は2015年で終了!以降は共存へ

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将棋電王戦FINAL公式ホームページ

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故米長邦雄前日本将棋連盟会長が、2012年に自らスタートさせたプロ棋士対コンピュータの戦い、将棋電王戦。

残念ながら、人間代表である米長邦雄氏は、コンピューターに惜敗。この結果は大きな話題となり、ニュースでも大々的に放送された。

皮肉にも電王戦を通じ将棋に興味をもった若者も多く、新規ファンの取り込みには、成功したようだ。

現在では将棋のタイトル戦がニコ生で中継され、大盛況となっている。まさに痛し痒しだ。

プロ棋士対コンピュータ将棋の対抗戦

2013年からはコンピュータ将棋5チームとプロ棋士から選抜された5人の対抗戦形式がスタートとする。

同年は阿部光瑠4段が勝利したものの、佐藤慎一4段、船江恒平5段が連敗。

続いて対局に臨んだ塚田泰明9段は、劣勢からなんとか持将棋に持ち込む。

続いて長らくA級棋士に君臨する三浦弘行9段が、コンピュータ将棋選手権で優勝したGPS将棋と対局するも惜敗し、プロ棋士はコンピュータに辛酸を嘗める結果となった。

さらに今年も5対5形式で電王戦が開催されたものの、プロ棋士側は豊島将之7段の1勝のみに終わり、完敗。巻き返しが期待されていた。

2015年の電王戦で対抗戦は終了

29日、日本将棋連盟の谷川浩司会長とドワンゴの川上量生会長が記者会見開き、来年度の電王戦を来春に開催を発表。そして、5対5の対戦形式は終了となり、「電王戦FINAL」となる旨を発表した。

終了の提案は川上会長が提案したようで、コンピューターが人間を倒すのではなく、今後は両者が共存共栄する「タッグマッチ形式」で優勝を争う棋戦となる。

 川上会長はこの棋戦を将棋界の最高峰である竜王戦、名人戦に並ぶものとする意向で、賞金も高く設定する意志を示した。

電王戦タッグマッチも9月に開催

また、9月に「電王戦タッグマッチ」を開催し、神武以来の天才こと加藤一二三9段らの参戦を発表した。加藤一二三9段は以前コンピュータ相手に「ストーブ攻撃」を予告しており、コンピューターとどう戦うのか注目だ。

電王戦出場者は10月12日発表

気になる来年の出場者は5人の成績優秀な若手棋士となり、10月12日に発表される。ネットユーザーからは、若手棋士が誰になるのか、なぜ終了するのか?など様々な声があがっている。

最後に人間の意地を見せつけることは出来るだろうか。

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