Twitterでの「執拗なメッセージ送信」も規制対象に!兵庫県警がストーカー規制法の穴にメス

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兵庫県警がこれまでストーカー規制法の対象外とされてきた、恋愛感情を持たない「つきまとい行為」を県の迷惑条例で規制する方針であることが判明した。

つきまとい行為を規制

ストーカー規制法は1999年に桶川市でストーカー被害を受けた女性が警察に相談していたにも関わらず殺された事件が発生したことをきっかけとして議員立法され、2000年に施行された。

恋愛感情を持っている、またはそれを満たされない感情がある人間が相手を付け回す、何度も会うよう要求するなどの行為を行った容疑者を逮捕することが出来る。

さらに2012年に男が嫌がらせのメールを17日で1089通女性に送り付け、被害女性が警察に被害相談をしていたにもかかわらず、担当が「規制法の対象外」と判断し、当該女性が殺されてしまった事件が発生し、2013年から執拗な電子メールも罰則の対象になった。

施行後一定の効果を上げているストーカー規制法だが、恋愛感情を持っていない場合のつきまとい行為については、公権力介入の観点からストーカー規制法の対象とはならない。

このような場合、軽犯罪法違反などを適用してきたが、同じつきまとい行為にもかかわらず、刑の重さに違いがあることに批判があった。

兵庫県警が迷惑条例で規制へ

そのような現状を踏まえ兵庫県警は、県の迷惑条例につきまとい行為の禁止を追加することを検討。

さらに、ストーカー規制法の対象外だったSNSからの執拗なメッセージの送信、スマホなどによる盗撮・のぞき行為なども対象とし、全面的に禁止する方針だ。

今後1月12日まで県民からメールやFAXで条例改正についての意見を募集し、それを反映させたうえで議会に改正案を提出する予定となっている。

ネットユーザーからは概ね賛成意見

ネットユーザーからは

  • ようやく法の穴に着手すると言う感じ
  • 他の自治体も続いてほしい
  • マスコミのしつこい取材にも適用してほしい
  • 誤認逮捕が生まれないようにすれば良いと思う。
  • しっかり運用してほしい

など、概ね賛成意見が挙がっている。

行動を制限する法律だけに、運用は慎重に行う必要があるが、過去のストーカー事件では「規制法の対象外」と言う理由で警察が動かず、悲劇に発展している。

そのような意味ではストーカー規制法の穴埋めに着手し、法律に禁止事項を明記することは、有効な犯罪抑止になると思われる。

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