【飛行機】気候変動で乱気流遭遇率170%アップ!? 運賃も上がる可能性。

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旅行やビジネスで飛行機に乗る機会が多いという方には、ちょっと心配になってしまう研究内容が公開されました。

イギリスの科学誌「nature climate change」によると、イギリスのレディング大学のPaul D. Williams氏と、イースト・アングリア大学のManoj M. Joshi氏などが北大西洋の航空路上における気候変動の影響を調査したところ、「国際エネルギー機関(IEA)の予測通り2050年までに二酸化炭素排出量が2倍となった場合、乱気流の発生頻度が増え、また、その強度も強まる可能性が高い」との研究結果が発表されました。

冒頭に述べたように、このまま、二酸化炭素排出量が現在の2倍となった場合、飛行機に乗るときに、激しい揺れに遭遇する可能性が40%から170%も高まるというのです。しかも、乱気流自体の強度も10%から40%強くなるとのこと。

パイロットの目視やレーダー、衛星などで乱気流を捉えられないこともあるため、乱気流の発生数が増えれば、当然、遭遇するリスクも増えます。つまり、飛行機に乗ると、強い乱気流に巻き込まれる確率が今よりも格段と高くなると予想されるのです。

また、乱気流を予測できた場合でも、乱気流を避けての飛行で飛行時間が長くなったり、燃料消費量も増えるため、航空券の値段も上がる可能性もあると指摘しています。航空券や燃油サーチャージの価格が上がることで旅行を控える人が増えたり、輸送料の高騰などにより、経済にも影響が出るかもしれません。

乱気流に巻き込まれるリスクが上がることも、航空券の料金が上がることも、できれば避けたい。もちろん景気も悪くなってほしくない。でも、そんな「負の未来」を作るのも私たち、変えることができるのも私たち、なんですよね。

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