首に巻くだけ!点滴時の移動を快適にするデザインが素晴らしい

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Red Dot Award/NU-DRIP

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ガラガラと音を立てながらの移動。経験者であれば、点滴スタンドを引きながらの移動に苦労したのではないだろうか。

片手は塞がり、通路の場所を取り、上下移動では階段が登れない。

そんな移動時の問題を解決する、点滴静注バッグ(以下「点滴バッグ」という)のデザインが発表された。

ウェアラブル点滴バッグ

台湾在住のHuang Yu-ManさんとWang Yu-Chiさんのデザイン“NU-DRIP”は、首に着用するタイプの点滴バッグである。

Red Dot Award/NU-DRIP

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ベッドではスタンドに吊るし、移動時には首枕のように首に巻くだけ。

点滴バッグを着用するウェアラブルの発想が、患者の移動を快適にしてくれる。

 

Red Dot Award/NU-DRIP

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車椅子の場合、現状では両足の間に点滴スタンドを挟み込み移動するため、前方の視界が不良となりスタンドが転倒する危険性もある。

本アイデアの効果が特に発揮されるケースと考えられる。

レッド・ドット・デザイン賞を受賞

毎年ドイツで開催される国際的なプロダクトデザイン賞「Red Dot Design Award」を、2015年に受賞した本コンセプト。まだ課題もありそうだ。

点滴静脈注射では、薬液に高い圧力をかけるため、点滴バッグを高い位置に吊るす必要がある(ウィキペディアより)。

首への着用でも十分な圧力が得られるのか疑問が残る。バッグ内の気圧を変化させるなどの工夫が必要かもしれない。

Red Dot Award/NU-DRIP

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