パクチーをこよなく愛する“パク友の会”の「地域活性化イベント」が熱い【取材レポート】

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安倍政権の目玉のひとつ「地方創生」。

地域活性化に欠かせないイベントのあり方について、ヒントになりそうなイベントを取材した。

マイノリティに注目

イベントを主催したのは“パク友の会”。2014年末に千葉県船橋市の有志数名が立ち上げた。

代表の桑垣 真紀さんは「パクチーをこよなく愛する人たちの、地元産パクチーを通じたサークル活動を、地域の活性化につなげたい」と会発足の目的を語る。

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桑垣 真紀

独特な味と香りのため、好き嫌いが大きく分かれるパクチー。

パクチーブームとはいえ、周囲にパクチー好きを理解してもらえない、マイノリティ(少数派)交流の場として本会は機能している。

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パク友の会

幾重もの地元コラボ

取材したイベントは、2016年3月7日(月)地元企業「石井食品」のViridian(ヴィリジアン)にて開催された「第4回 パク友の会」。

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タイの三大ホテルの厨房で10年勤務した、地元タイ料理店「リトルバンコク」のシェフ・舟腰 プライリンさんを講師に迎えた「船橋版パクチータイ料理教室」である。

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使用する食材は、市役所「ふなばし産品ブランド」協議会により認証された3品。

プレーンミートボール(石井食品)、冷凍生海苔(坂才丸)、コリアンダーペースト(ZUCI)に加え、船橋三番瀬のホンビノス貝がタイ料理にアレンジされた。

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調理中には、地元生産者からの食材説明が行われるなど、地元の住民 × 飲食店 × 生産者 × 企業 × 役所のコラボレーションによりイベントが終了した。

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エッジの効いたイベント

これまでに3回のイベントを開催した本会。回を重ねるにつれて、エッジの効きを増している。

第1回は船橋のパクチーの聖地URA963」で、バケツ一杯のパクチーを頬張り。

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パク友の会

第2回は習志野のタイ料理店「リトルバンコク」に大量のパクチーを持ち込み、本場タイのパクチーの食べ方を体験。パクチー愛を確かめる、パクチークイズ大会

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パク友の会

第3回は津田沼のラーメン店「旭川ラーメン 好」に開発を依頼した、ラーメン店ならではのオリジナルパクチー料理を堪能した。

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パク友の会

郷土愛が地域を活性化する

「パクチーが地元で生産されている」「地元の海苔は市内の小学校給食に使われている」「地元食材を料理アレンジできる」など、イベントを通して地元を知ることが多かった。

好きなものをキッカケに人が集い、知ることで地元に興味を持ち、新たに好きなものが生まれる。

このサイクルで郷土愛を育むことが、地域活性化イベントのひとつの方向性ではないか。

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