マルチタスクな人なんていない!人間は2つ以上のことを同時にできないと判明:英研究

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男性がマルチタスクを苦手として、比較的不器用であることは周知の事実ではあるが、実は女性も同じくらいマルチタスクなんてできていないそうだ。最近の研究によれば、男女問わず人間はいくつもの作業を同時に進めることは不可能である、ということが明らかになった

Warwick Business SchoolのNick Chater教授曰く、「運転しながら話す」など、日ごろから習慣づいていることであれば、人間は2つのことを同時こなすこともできるとか。だがそこに初めての作業が割り込んでくると、もう頭の中では処理しきれなくなるそう。普段マルチタスクを行っていると思い込んでいるのは、実は1つずつの作業を素早く行い、連続してつなげているだけらしい。

同教授は、被験者に歩きながら質問するという実験を行ったところ、難しい質問や記憶を辿る作業をする場面になると、人はかならず他の作業を中断しなければならなかったそうだ。知的エネルギーと身体的エネルギーは実はとても深くつながっており、知的な処理能力だけを切り分けてそれぞれ活動させることは不可能なのだという。

マルチタスクができないからといって不器用なんかではないということが分かり、ホッとした人もいるだろう。何事も欲張らず、1つずつ確実に作業していかなければならないということを、自分に言い聞かせたい。

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