双子でよかった?!双子ゆえの喜びと子育ての難しさ

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街でみかけると、ついつい声をかけたくなるほど可愛い双子。

しかし、実際のところは双子にしか分からない「双子の現実」や双子の親にしか分からない「双子の子育て」があるはずで、それをなかなか知る機会がない。

0歳児から高校3年生まで、48組の一卵性双生児と、同じく48組の二卵性双生児の保護者を対象に、ベネッセが実施したアンケート結果が興味深い。

「かわいい」と言われることが多くて嬉しい

双子の子育てで楽しいこと、よかったことを、選択肢の中から複数回答で選んでもらった結果「『かわいい』と言われることが多い」を選んだ保護者が最も多く、「知らない人から声をかけてもらいやすい」も半数近くの人が選択した。

そのほか、

  • 幼稚園に初めから泣かずに仲良く登園してくれた。
  • いい意味でライバルが身近にいるので、いつも刺激になっている様子。だから、お互いに負けじとがんばる力が強い。
  • 双子と言うことで覚えてもらいやすく、通学路での様子など、親が自分ではなかなか見ることができないことを、教えてもらる。

双子ゆえの子育ての大変さ

一方、双子の子育てはどんなことが大変なのだろうか。

 

上記のアンケート以外の回答。

  • とにかく初めの1年は過酷、夜泣きがひどくて2時間以上寝た記憶がない。
  • 周りのママは、赤ちゃんをベビーカーや抱っこで連れてランチをしたり出かけたりしていたが、双子だと外食なんてとんでもない! 出かけるだけでもくたくたで、出先で二人に泣かれると、てんてこまい。
  • 病気は一人がかかると、もう一人も必ずかかる。
  • 一方の意見を取り入れればもう一方がへそを曲げ、意見調整が大変。
  • 一人だけがよくできた時、できたほうをほめるともう一人はすねてしまう。
  • 取り合いや順番決めなどの争いがよくある。
  • 平等を心がけなければならない。
  • 個性を重視して子育てをしてきたつもりだったが、子どもはえこひいきと思っていたよう。

子どもが小さい時は、同じ洋服を用意するなど、「同じ」にすることが「平等」に扱うことだったかもしれないが、年齢が上がるにつれて、複雑になっていく様子がうかがえる。それぞれの子どもの個性に合わせた対応をしたうえで、平等と感じてもらえるように、心を砕いているようだ。

双子がいることで父親の育児参加が積極的に?!

双子の育児では、複数の人手が必要になる場面が多くあり、アンケートで「双子がいることで、父親の育児参加は積極的だと感じる」人は73.9%に上った。 

実際にどのように分担しているのかは一様ではなく、主に3パターンあった。
1)家事を分担することで母親の育児の時間を確保するパターン
2)育児そのものを分担するパターン
3)「この子は母親が、もう一人は父親」と担当を決めているパターン

だが、一方で、双子ゆえの大変さもあり、双子ではなくとも子を持つ親ならば、誰もが共感する回答もまた、あったのではないだろうか。

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