誰も仕事を代わってくれない…育児休暇をとれない男のホンネ

Text by

  • 0
shutterstock

shutterstock

「イクメン」という言葉もすっかり定着した。共働き世帯の増加もあって、育児に積極的に参加しようとする男性が増えてきている。

安倍政権は、2020年までに男性の育児休業取得率を13%に引き上げる目標を掲げているが、2012年度の男性の育児休業取得率は1.89%前年度の2.63%から0.74ポイント減少した。

まだまだ男性が育児休暇を取りづらい状況のようだが、このことについて世間はどう思っているのか。2014年3月7日、日本法規がその調査結果を発表した。

世間への理解は広まっている“男の育休”

同調査によると、男性が育児休暇を取ることについて、「大変いいことだと思う」人は59%、「まあまあいいことだと思う」人が32%で、約9割の人が賛同している。反対に、「女性の育児休暇は許せるが、男性の育児休暇は抵抗がある」など、否定的に考える人は10%だった。
では、なぜ男性の育休取得が進まないのか。

出世コースから外れる?安易に取得できない理由

原因を尋ねたところ、1位は「職場で仕事をかわってくれる同僚がいない」(25%)、2位は「出世にひびくから」(20%)、3位は「子供の育児は、母親が中心となるべきだから」(19%)、4位、「職場の上司が許してくれないと思うから」(15%)、5位、「世間体が気になると思うから」(9%)となった。上司の理解や、出世への影響をなくす体制が必要なようだ。

「正直、辞めてほしい…」同僚の声も厳しい

さらに周囲の理解不足も取得率が伸びない原因かもしれない。同僚の目線で男性の育休取得についてどう思うか聞いたところ、「育児休暇を取るよりむしろ残業して教育費を稼ぐべきであると思う」(9%)、「迷惑なので、育児休暇を取らないで欲しいと思う」(9%)、「育児休暇を取るなら仕事を辞めて欲しいと思う」(6%)と24%の回答者が育休取得に難色を示した。上司のサポート、出世に響かない企業文化の浸透はもちろんのこと、まず組織全体が積極的にサポートしようとする雰囲気づくりが大切なのではないだろうか。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking