ペンギンに抗うつ剤。その原因は、今年の冬にあり

2014年02月10日 10時00分

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愛らしい姿で人気のペンギン。みんなで集まる姿やヨチヨチと歩く姿は妙にユーモラスで、見ている人の笑顔を誘う。しかしそんなペンギンたちが、なんと抗うつ剤を処方されている というのだ。

抗うつ剤を処方された患者たちは、イギリスの北東部スカーバラにある「シーライフ・センター」のフンボルトペンギン。実はスカーバラではこの冬、記録的な長い雨と強い風による悪天候が続いているのだとか。ペンギンたちが水に入らず、1カ所に集まっている様子に飼育員が気づき、餌の魚に混ぜて薬を与えるようになったという。

3年前にも同水族館に何者かが侵入した際にも、ストレスが原因で卵を産まなくなったという。水族館では「抗うつ剤によって野生の力が目覚め、危険はないと感じるようになる」と期待を口にする。

1月29日にJournal Public Library of Science ONEに発表された論文で、ペンギンたちが天候の変化に弱いことが明らかになっている。フンボルトペンギンの本来の生息地は南米チリ。いわずもがなイギリスのスカーバラとは大きく天候の違うエリアだ。屋内飼育場に移動させるなどの対策が必要ではなかったのだろうか?

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