平成25年度の薬物情勢 ~薬物事犯に関わる外国人たち

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平成2 5 年の薬物・銃器情勢」が警察庁刑事局組織犯罪対策部薬物銃器対策課から発表された。全40ページもの報告書の中から、今回は外国人による事犯について詳しく見て行こうと思う。

検挙された外国人のうち一番多いのは韓国人

全薬物事犯に係る外国人の検挙人員は748 人だった。そのうちの502人(67.1%)が6カ国に集中。内訳は韓国226 人、フィリピン81 人、ブラジル71 人、アメリカ56 人、中国34 人、ベトナム34 人であった。このような記録では、上位国にはランクインしたくないものだ。

日本に覚せい剤を運ぶ外国人

覚せい剤の密輸入事犯の検挙者は、160人。そのうちの119人が外国人だった。

国籍別で見てみると、メキシコが24人、アメリカが16人、中国(台湾、香港、マカオ除く)10人、ナイジェリア6人が上位5カ国となった。

覚せい剤の”輸出元”についてだが、近年麻薬大国して悪名高いメキシコが18.0%で第1位。今年の2月に麻薬王と呼ばれるホアキン・グスマンが逮捕されたので、今後は減ることを願いたい。

続いて、中国(台湾、香港、マカオ除く)が15.1%、インドが13.4件となった。インドからの薬物流入は、昨年後半から激増している。

また、日本国内で大麻を栽培していたとして、7人のベトナム人が検挙されている。

密売に関わる検挙者数

密売に関わったとして検挙された人員は518人。そのうちの外国人は44人だった。そのほとんどである36人が覚せい剤事犯の密売者だ。ほぼ半数の18人がイラン人だが減少傾向にあるという。

特定の国に偏る傾向はあるものの、薬物事犯に関わる外国人は多国籍に広がる傾向があるとか。

現在観光局が渡航ビザの基準を緩和するなどして、多くの観光客を呼ぼうとしているが、それを悪用する人がいないことを願う。

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