SNSが犬たちを救った!食肉化寸前で2400匹が保護される【中国】

2014年08月13日 11時00分

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中国でほっと胸をなでおろすような出来事があった。食肉卸業者によって集められた2400匹の犬が、動物愛護団体やボランティアの手により無事に保護されたのだ。

大量の犬を積んだトラックを発見→大追跡

始まりは8月3日。北京の動物愛護団体Care for Stray Animals Centerの活動家が、高速道路で犬を大量に積んだ怪しいトラックを発見し、追跡を開始した。

追跡をしながら、中国版ツィッターのWeiboに位置や状況を投稿。のちに通報を受けた地元警察や投稿を見たボランティアが追跡に加わり、とうとうトラックを停止させて400匹の犬を保護することに成功したのだ。

翌日には同様に4台の怪しいトラックが、活動家とWeiboを見て駆け付けたボランティアの手によって追跡され、合計2000匹の犬が保護された。

残念ながら小さな檻に詰め込まれていた犬の中には、すでに死んでいたものもいたという。

盗まれたペット犬も多数

保護された犬のほとんどがゴールデンレトリバーやハスキーなど、通常は食用にならないはずの純血種だったという。しかもまだ首輪がついている犬もいて、盗まれた犬が多いことは明らかだった。

新しい飼い主を待つことになった犬たちを救ったのはSNS

保護された犬たちはもう使われていない養鶏場に集められ、新しい飼い主を待つことに。あまりにも数が多く、病気にかかっている犬もいたが1週間もたたずにほとんどの犬が引き取られていった。

こんな短期間で多くの引き取り手が見つかった理由はSNS。この出来事がWeiboなどのSNSで拡散され、中国全土から引き取り手が集まったのだという。中には元の飼い主との再会を果たした犬もいたそうだ。

さらには犬のための餌を提供してくれたり、死んでしまった犬のために葬式をしてくれたりした人もいたのだとか。

中国でも廃れつつある犬食文化。しかし犬の盗難被害は減らず

New York Timesが伝えるところによると、中国でも若者層や高等教育を受けた層を中心に、犬食文化は受け入れられなくなりつつあるという。

それでも今回のような食肉化を狙った犬の盗難被害は後を絶たない。最近ではペットブームが起こっていることもあり、転売目的の窃盗も増えているようだ。

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