【中国】富士急公認→ウソでした。“模倣”お化け屋敷に行政処分

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富士急ハイランド

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今までもディズニーにそっくりな国営遊園地や日本の曲にそっくりな上海万博のテーマソングなど、さまざまな”模倣作品”を作り上げてきた中国。

今度は富士急ハイランドのものにそっくりなお化け屋敷が誕生した。名前も「慈急病院」。富士急ハイランドのお化け屋敷、戦慄迷宮シリーズの舞台になっている「慈急総合病院」にそっくりだ。

当初は日本の「富士急ハイランド公認だ」と開き直るも―

この模倣が発覚したのは今年の6月。「日本で最も怖いお化け屋敷が杭州に巡回公演にくる。富士急ハイランド公認だ」と広告されており、写真も富士急ハイランドのものを使用していた。しかし、のちのNHKの取材には「日本のデザイナーによるものだが、富士急ハイランドは関係ない」と答えた。

入場料は日本円で1600円。オープン前のネット販売だけで1000万円以上の売り上げがあり、1~2時間の行列ができることもあったという。

中国でも模倣だと報道されていた

この広告に疑問を感じた中国のネットユーザーが6月12日、Facebookを通じて富士急ハイランドに問い合わせ、富士急側は「一切関係ない」と回答。このやり取りは旅行サイトや中国メディアの銭報網を通じて中国国内でも報道されていた。

富士急が地元の監督部門に調査を依頼→行政処分へ

6月30日には富士急ハイランドの親会社である富士急行株式会社はHP上にて、「お知らせ」を発表。この施設が同社の許可を一切取っていないことを明らかにし、「今後の状況によっては法的措置をとることも検討いたします」と今後の対応について記していた。

そして記載の通り、富士急ハイランドは地元の監督部門に調査を依頼。その結果を受けて、行政当局が施設の運営責任者に27万5100人民元(約450万円)の行政処分を下した。

驚くほど早い決着に富士急行側はNHKの取材に対し、「厳しい処分が下され、当社の主張が認められたものと考えております」とコメントをしている。

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