ある病が原因で1年間に36回も死んだイギリス人女性がいた!

2015年03月07日 17時20分

2015年03月07日 17時20分

Twitter/Sara Brautigam
Twitter/Sara Brautigam

1年間に36回も死んだ女性がいると言ったら、あなたは信じられるだろうか。およそ10日に1回は死んでいる計算になる。まるで嘘のような話だが、1年で36回も死に、そのたびに息を吹き返した女性がイギリスにいるのだ。

「体位性頻脈症候群」(PoTS)と診断

彼女の名前は Sara Brautigam 。「体位性頻脈症候群」(PoTS)と診断された女性だ。

この病気は自律神経機能失調の一種だと考えられている。立ち上がると頻脈やふらつき、頭痛などを起こすもので、思春期に多いと言われている。

彼女が21歳のときには、この病気のせいで急速に動悸が激しくなり、心臓が停止。血圧も急降下して、医師が死を宣告する状態にまで陥ってしまったのだ。……1年間に36回も。

心臓に血液が行き渡ると蘇生する

一度は死んだ状態になったとしても、血液が心臓を満たすとまた蘇生するのだという。一般的な蘇生処置は彼女には効果がなく、生き返らせるためには痛みなどのショックを与える必要があったそうだ。

「目が覚めたときにアザだらけだったこともよくあったわ」と、彼女は振り返る。

また、他のPoTS患者には同じ症状は起こっていないという。

夢を失い、仕事もできない

21歳のときほどひどくはないが、彼女は現在進行形でこの病気と闘っている。以前は海軍に入るのが夢だったという。しかし病気のために夢をあきらめた。体を鍛えることもできず、体重はどんどん増えて行った。

また、いつ症状に襲われるかわからないため、仕事ができないそうだ。同じ理由で車の運転ができないことも、仕事探しを難しくしている原因だ。

死んで生き返る姿までの4分間が動画に残されている

現在彼女は、自分の症状を知ってもらうための活動を行っている。その一環として公開した動画がある。その動画はこちらから見ることができる。

2012年6月27日に撮影されたこの動画には、彼女が一度「死亡」し、生き返るまでの約4分間の姿が記録されている。

3月28日にはPoTSの周知活動を行っている団体のため、チャリティイベントを開催する予定だ。そこでバーレスク風のダンスを披露し、寄付を募るのだという。

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