人間サンドバッグとして医療費を稼いだ父親、息子を救えず「余命1ヵ月」

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flickr/Elias Ruiz Monserrat

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中国に息子の医療費を稼ぐため、人間サンドバッグとして駅前に立った父親がいる。ただし、そんな努力もむなしく、息子は余命1ヵ月の宣告を受けた。

人間サンドバッグとして80万元を稼ぐ

白血病で苦しむ当時2歳の息子の治療費110万元(約2180万円)を稼ぐため、人肉沙包(人間サンドバッグ)として駅前に立ち始めたXia Jun氏。

医師の診断書とともに募金箱を設置。さらに「人間サンドバッグ、1発10元(約200円)」と書いた服を着て駅に立ち続けた。

彼の姿は複数のメディアで取り上げられ、支援を名乗り出た人々のおかげで、80万元(約1586万円)を稼いだという。

手術を受けたものの症状は悪化

昨年11月に北京市内の病院で手術を行ったが、それまでに70万元(約1387万円)の治療費がかかった。さらにその後の治療費には少なくとも40万元(約793万円)が必要と言われていたそうだ。

手術後の容体は安定していたものの、今年に入って症状は悪化。息子は余命1ヵ月が宣告されてしまった。

「故郷に帰って、欲しいおもちゃを全部買ってやる」

この宣告を受けて、Xia氏は故郷に帰ることを決意。「息子の行きたい所にはすべて行き、欲しいものは何でも買ってやるつもりだ」とコメントしている。

また、Xia氏は、「自分の社会復帰はまだ難しいけれど、人々から受けた助けは忘れない」ともコメントしている。

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