災害が発生したらペットはどうしたらいい?ガイドライン「同行避難を」

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環境省

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2015年5月29日に口永良部島が噴火し、30日には日本列島のほぼ全域を揺らした大規模地震が発生した。あらためて備えの大切さを考えた人も多いだろう。

災害が発生した際、ペットを飼っている人はどのように避難をしたらいいのだろうか。環境省がペットの避難についてパンフレットを作成しているのでご紹介したい。

避難はペットと一緒に

環境省は、下記の理由からペットを連れた避難(=同行避難)を推奨している。

・置いて行かれたペットを保護するには労力と時間がかかるため
・ペットの命を守るため
・繁殖した場合、住民の安全や公衆衛生が脅かされるため
・放浪動物が人を襲わないため

避難所の中には連れ込めないことも

アレルギーの人もいるため、複数の人と生活を共にする避難所の中には連れ込めないことも考えられるという。

東日本大震災の際には、避難所内で放し飼いにしたため周囲の安全が脅かされることがあったそうだ。その他にも、鳴き声への苦情や飼い主がペットに関する過度の要望を通そうとしたりと、普段からの「しつけ」や「マナー」を問う声が上がったそうだ。

また、匂いやノミの発生などのトラブルもあったという。

地域防災計画に「ペット救済マニュアル」も

都道府県ごとに決めている地域防災計画も、ペットの同行避難について記載しているという。

都道府県ごとに内容は異なるが、東日本大震災の際にはエサやケージなどペットのための備蓄も用意していたそうだ。

ただし、住民や市区町村の担当者が同行避難やペットのための備えがあることを知らず、十分に活用されたとは言えないという。

「飼い主が備えておくこと」

同パンフレットでは、「飼い主が備えておくべきこと」として下記を挙げている。

・普段の暮らしの中での防災対策
・ペットのしつけと健康管理
・ペットが迷子にならないための対策(マイクロチップ等による所有者明示)
・ペット用の避難用品や備蓄品の確保
・避難所や避難ルートの確認等
・災害時の心がまえ

それぞれの具体例や解説などをパンフレット「災害時におけるペットの 救護対策ガイドライン」に記載している。ペットを飼っている人はぜひ目を通しておきたいものだ。

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