【英ワインバー】-196度の液体窒素入りカクテルを飲んだ客が胃の全摘出→多額の罰金を命じられる

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Facebook/Oscar's Wine Bar

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現在は20歳となったGaby Scanlonさん。彼女の18歳の誕生日は、かなり悲惨なものだった。

友人たちとバーで誕生祝い

18歳で飲酒が全面解禁となるイギリス。2012年の10月に18歳の誕生日を迎えたGabyさんは、友人とオスカーズ・ワイン・バーで祝っていた。

するとバーはサービスでNitro-Jägermeisterという、煙の上がっているカクテルを差し入れてくれたそうだ。煙が上がるカクテルは通常-79度のドライアイスを使用しているが、同店では-196度の液体窒素を使用していた。

「本当に飲んで大丈夫?」

煙が昇っているカクテルを見たGabyさんは、店員に「本当に飲んで大丈夫なの?」と聞いたそうだ。

「大丈夫。煙が出ているうちに飲んで」と言われて飲んだところ、彼女の鼻や口から煙が噴き出した。さらに息苦しさと胃の痛みを感じ、病院に搬送。胃のすべてと腸や食道の一部を切除し、一命をとりとめた。

Gabyさんは3年が経った今でも、胃の痛みに苦しんでいるという。

事故の前から危険視されていた

事故の起こったオスカーズ・ワイン・バーは、2012年の5月にオープンしたばかりだった。

自治体の担当者は液体窒素入りのカクテルについて心配しており、液体窒素の危険性や「注いでから10秒以上待ってから飲ませること」などと記載したガイダンスを送付していたが、店からの反応はなかったという。

実際にGabyさんにカクテルが注がれてから飲むまでの時間は、4秒程度だったと言われている。

9月16日、「リスクを考えずに液体窒素入りのカクテルを提供した」として、オスカーズ・ワイン・バーは10万ポンド(約1852万円)の罰金と4万ポンド(約745万円)の裁判費用の支払いを命じられた。

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