アンチLGBT団体が“うっかり”、500人のLGBTにダンスパーティをプレゼント

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Facebook/Minus18

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Minus18は、オーストラリアで悩み多い10代のLGBTをサポートしている団体だ。

彼らは10代のLGBTのためのダンスパーティを企画。チケットの販売を始めた。

 一晩だけでも楽しめる場所を

性と体が一致していない若者が、学校主催のダンスパーティに出席すると、“自分らしい服装”をしていることで「普通じゃない」、「ドレスコードにあわない」と言われてしまうことがある。

また、同性の恋人と出席するのを禁じている学校があるほか、同性カップルがいじめや嫌がらせにあうこともある。

学校のダンスパーティでは心から楽しめない、LGBTの若者のために、Minus18は自分たちらしく、安全に楽しめるダンスパーティを開こうとしているのだ。

 アンチLGBTの団体が嫌がらせを開始

そんなMinus18の前に立ちふさがったのは、アンチLGBT団体の「STOP SAFE Schools Coalition」だ。

彼らはMinus18のダンスパーティのチケットを買い占め始めた。チケットを買い占めて、LGBTの若者が参加できないように嫌がらせしようとしたのだ。

 莫大な寄付をすることになったアンチ団体

もちろん彼らの計画がうまくいくはずがない。

Minus18は当初よりも大きな会場を手配。「LGBTの若者は無料で参加可能」という方針に変えたのだ。

アンチ団体のおかげで500人のLGBT当事者たち、そしてサポーターの若者が、無料でダンスパーティを楽しめることとなった。

 チケットの返金も受付

この方針が決まる前にチケットを購入してしまった若者は、会場で返金されるという。

ただし、参加資格のない人(21歳以上)の返金は受け付けないという。

 「宣伝のためにやった」

この流れを受けて、アンチLGBT団体の「STOP SAFE Schools Coalition」は、チケットの買い占めは「宣伝のためにやった」と自身のフェイスブックでコメント。彼らに寄せられる批判の声も、「名を広めてくれるサポートだ」と前向きな言葉をつづっている。

彼らはまだ嫌がらせをあきらめていないらしく、ダンスパーティの中止に向けて政治家への働きかけなどを続けているようだ。

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