「どうして帰ってこないの…」殺された飼い主を待ち続けていたワンコ、心優しい女性によって救助される

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Flickr/VirtualWolf

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また会えると思っていた人と、二度と会えなくなってしまうことがある。ヒトならそれを理解し、時間をかけて受け入れていくものだが、動物はそうもいかないものだ。

米テキサス州に、勤務先で殺された飼い主を、玄関先で待ち続けるジャーマンシェパードがいた。

2月7日から2週間待ち続けた

ご主人のHatem Abuharbidさん(54)をいつものように見送ったのは2月7日のこと。しかしこの日、帰ってくるはずのご主人は、いつまでたっても帰っては来なかった。

勤務先のコンビニエンスストアで強盗に会い、殺されてしまったのだ。

もちろんそんなことを知らないジャーマンシェパードは、ご主人と勘違いして車を追いかけては、がっかりしてまた玄関先に戻るのを繰り返していたという。

近隣の人々はそんな彼の姿を見て、胸を痛めていた。

 他の人になつこうとしなかった

近所の人々が水や食べ物を差し入れていたが、警戒心が強く、誰にも近寄ろうとはしなかったという。

そんなジャーマンシェパードの心を開いたのは、1匹の犬と1人の女性だった。

 1時間かけて保護

「話を聞いて胸が痛んだわ。彼はご主人を、親友を失ったのよ」と、このジャーマンシェパードを助けるために向かったのが、Maranda Perezさんと彼女の愛犬だ。

1人と1匹は1時間かけてジャーマンシェパードの心を開き、リードを付けて保護したのだ。手を触れると震えるほど、ジャーマンシェパードの警戒心は強かったという。

Perezさんはこれから1週間かけて新しい飼い主を捜すつもりだという。Abuharbidさんの兄弟も新しい飼い主になるべく名乗りを上げているが、ジャーマンシェパードの警戒心は強く、1週間かけて慎重に新しい飼い主を見極めるそうだ。

また、Abuharbidさんの部屋では猫も1匹飼われており、こちらも無事に保護されたという。

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