3Dプリントがエレキギター製作の常識を覆してしまった件

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ODD Guitars

ODD Guitars

エレキギターは通常木材で作られているものだが(一部例外あり)、それゆえ木工の域を外れるような奇抜なデザインのギターは作るのが難しい。しかしニュージーランドの“ODD Guitars”というブランドは、3Dプリントでギターのボディを「印刷」するという手法により、ギター製作の常識を根底から覆してしまった。

冒頭の何ともスチームパンク全開なテレキャスターが好例だ。ボディ内部の歯車やピストンまですべて、「粉末焼結積層造形法(Selective Laser Sintering)」という手法で一体成形されているのだ。材質は“Duraform”というナイロン系の素材なのだとか。そうしてできあがったボディにメイプル材のコアを仕込んでペイントし、ネックやパーツを取り付けて組み上がったギターが、この“Steampunk 3D”モデルだ。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=nqDiHkqCdJs[/youtube]

Olaf Diegel

こちらは“Spider LP 3D”というモデル。その名のとおり蜘蛛の巣をモチーフにしたレスポールタイプだが、なんとボディの中に蜘蛛がいるのだから驚きだ。

ODD Guitars

よく見えない?では拡大してみよう。ほらね。

ODD Guitars

パーツ等の仕様やこちらの演奏動画を見る限りでは、ギターとしての素性の方もきちんとしているようだ。やはり素材ゆえか、ブライトな音がするね。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=MWa8sEgpOrM[/youtube]

Olaf Diegel

ODD Guitarsを立ち上げたのは、デザインエンジニアのOlaf Diegel氏。オークランドのマッセー大学の教授でもある。この他にもベースやキーボード、ドラムセットまでも3Dプリントで製作しているという。

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