ケーブルなし、横にも動く!常識を覆す近未来型エレベーター

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ThyssenKrupp

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エレベーターといえば、ワイヤーケーブルで吊り下げられたキャビンが上下に動くもの、というのが常識。

しかし、ドイツのThyssenKrupp社が構想しているのは、その常識を覆すまったく新しいエレベーターシステムだ。

縦・横別のリニアモーターを採用

“MULTI”と名付けられたその新型エレベーターシステムには、なんとワイヤーケーブルがない。キャビンそのものが縦にも横にも移動できる。

秘密はリニアモーターの採用にある。JR東海が計画しているリニア新幹線などと同じ原理で、磁気によりキャビンを浮上走行させるのだ。

Youtube / ThyssenKrupp

縦方向の移動用に1系統、横方向用にもう1系統のリニアモーターを用い、5m/sの運行速度を実現。

環状の走路に複数のキャビンを運行させることにより、どのフロアからでも15〜30秒おきに乗れるシステムを実現できるという。

Youtube / ThyssenKrupp

MULTIは待ち時間のロスを減らせるだけではなく、エレベーター設置のためのスペースも50%削減できるとのこと。

これにより、ビルディング側で利用可能な床面積が25%増やせる計算になるのだとか。

2016年から試験運用開始

ThyssenKrupp社ではまず、2016年末までにテスト用のタワーを新設する。

それに合わせて、この新型エレベーターシステムのプロトタイプを準備し、試験運用に入る予定とのことだ。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=KUa8M0H9J5o[/youtube]

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