「人工知能は核兵器よりも危険」イーロン・マスクが警鐘ツイート

Text by

  • 2
shutterstock

shutterstock

アメリカの起業家イーロン・マスク氏が、「人工知能は核兵器よりも潜在的に大きな危険性がある」とtweetし、話題を呼んでいる。

「ターミネーター」のようなロボットの反乱を懸念

マスク氏は40代にして、宇宙ロケット開発のスペースX社と電気自動車のテスラモーターズのCEO、さらに太陽光発電のソーラーシティの会長を務める世界的に著名な起業家。

そんな彼がツイッターでお勧めの本を紹介する流れの中で、以下のようにツイートしたのだ。

(ボストロムの著書『Superintelligence』は読む価値がある。 我々は、人工知能に非常に注意する必要がある。 場合によっては、核兵器より危険だ)

ちなみにボストロムとはオックスフォード大学の哲学者ニック・ボストロムのことで、人工知能やクローン、ナノテクノロジーなどのトランスヒューマニズムについての造詣が深いことで知られている。

マスク氏の懸念は、映画「ターミネーター」のストーリーのような未来。

つまり、人工知能の技術革新により、知性を持ったロボットが人類の制御を超える存在となり、人類を脅かす行動を取るようになることだ。

夢の技術として肯定的に捉えられることの多い人工知能の技術だが、人間を超える知性と能力を身につけたロボットが制御不能に陥れば、人類にとって脅威となることは確かだろう。

人間の制御に絶対はない。核兵器以上の脅威というのも、決して大げさな話ではないのかもしれない。

人工知能の開発会社への投資は暴走させないため?

ちなみにマスク氏は現在、facebookの開設者で現CEOのマーク・ザッカーバーグ氏や、俳優のアシュトン・カッチャーらとともに、人工知能の開発企業に投資している。

これは、彼が単なるビジネスとして投資しているわけではなく、人工知能の技術が危険な方向に向かわないように制御する目的、との見方もあるのだという。

SFマニアの杞憂と見るか、現実に起こりうる脅威と見るか。

資金力があるだけに彼の発言は重い。これらのことが今後の人工知能研究にどのような影響を与えるのか、注目が集まりそうだ。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking