若者がビールを飲むと脳の機能が高まることが判明!しかし…

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flickr_Quinn Dombrowski

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ビールに含まれるフラボノイドの一種が、若いマウスの認識機能を向上させる効果を持つことを、米オレゴン州立大学ライナス・ポーリング研究所のKathy Magnusson博士らの研究グループが明らかにした。

ホップの成分でマウスの適応能力が向上

同研究グループは、ビールのホップに含まれるフラボノイドの一種「キサントフモール」が脳の機能に与える影響を調べるため、キサントフモールを摂取したマウスと、摂取していないマウスを、状況の変化に適応する能力を測定できるように設計された迷路の中に置いた。

すると、キサントフモールを摂取したマウスの方が早く迷路を脱し、認識の柔軟性が高められていることが分かったのだという。

ちなみに、この効果は若いマウスにのみ確認され、老齢のマウスには表れなかったとのことだ。

人間なら1日2000リットル必要

そんな効果があるのなら、ビールを習慣的に飲んで頭を良くしよう……と思われる方もいるだろう。

だが残念なことに、Magnusson博士によれば、人間がこの効果を得られるだけのキサントフモールを摂取するには、1日2000リットルのビールを飲む必要があるのだという。

この量では、頭が良くなる以前に命が危ない。

というわけで、この研究結果は、飲んべえがビールをがぶ飲みする口実には使えなさそうだ。

もっとも、キサントフモールをビールから摂取するのではなく、何か別の方法で体内に取り込むことができれば、その効果を自在に得られるようになる可能性はある。

近い将来「頭の良くなる薬」が開発されるかもしれない。今後の研究に期待だ。

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