同性だけの職場は快適。でも男女混合のほうが高収益との調査結果

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同性のメンバーだけで構成された職場は、男女混合の職場よりも快適だが、生産性は落ちる――そんな調査結果を、米マサチューセッツ工科大学のSara Ellison博士ら研究グループが明らかにした。

男女とも含まれる職場は生産的

同研究グループは、米国内外に60以上のオフィスを持つある企業の、1995年から2002年までの7年間の収益データと従業員の意識調査の結果をもとに、職場の男女構成と、収益性や従業員の満足度などとの関連性を分析した。ちなみに、対象となったオフィスには、男性のみ、女性のみ、男女混合の全てのケースが含まれているのだという。

すると、男性だけの職場や女性だけの職場を、男女混合の職場にシフトさせることで、収益を41%増加させられることが分かったのだという。

同研究グループのEllison博士は、従業員がジェンダー的に多様な職場は、チームとして多様な知識やスキルを持つことができることから、生産性が高まると解説している。

お互い気を遣うことで摩擦が起きる?

しかし、例え収益が上がることが分かっているとしても、従業員は男性だけ、あるいは女性だけの職場を好むのだという。

男性は、女性と仕事上のやりとりをする際に攻撃的と捉えられることのないように気を遣ってしまう。一方女性は、そういった男性とは異なる扱い方をされることを不快に感じる、というように、意識のすれ違いが生まれることなどが原因のようだ

調査は限定的。あなたの職場は?

もちろん、全てのケースでこの結果が当てはまるわけではない。

Ellison博士は、この調査が一つの企業を対象にしたものなので、結果も限定的であることを認めている。そして、多くの人によって、さらなる調査が行われることを期待しているのだという。

あなたの職場の男女構成比はどれぐらいだろうか?それは生産性にどの程度影響を与えているだろうか?そして、あなたはそれに満足しているだろうか?

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