健康的な食事と運動習慣……以外にも長寿の秘訣があった?米調査

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長寿の秘訣といえば、健康的な食生活と適度な運動の習慣、と相場が決まっている。しかし、それ以外にも重要な、長生きの秘訣があるらしい。

趣味や目的意識を持って生きている高齢者は、そうでない人々よりも長生きだった――そんな調査結果を、英University College LondonのAndrew Steptoe教授らの研究グループが発表した。

平均2年長生き。死亡率も低かった?

同研究グループは、平均年齢65歳以上のイギリス人9050人の生活習慣や意識、そして健康状態を8年半にわたって追跡調査。

その結果を、喫煙習慣や病気などの他の要因を揃えた上で比較したところ、趣味や目的意識を持ち、生活満足度の高い人は、そうでない人に比べて、平均で2年間長生きしていたのだという。また、調査期間中の死亡率も、他のグループに比べて30%低かったのだそうだ。

調査を指揮したSteptoe教授はこの結果について、幸福感と低い死亡率との間に因果関係があるかどうかまでは明らかにしていない、と慎重な姿勢だ。しかし、ホルモンの変化や血圧の低下など、幸福感が健康につながる生物学的なメカニズムは存在するとして、幸福感が死亡率を低下させる可能性は提起できた、と説明している。

長生きするしないにかかわらず……

長寿につながるか否かを抜きにしても、趣味を持つことにはさまざまなメリットがある。

これといった趣味を持っていない人は、これを機に、何かハマれる趣味を探してみてはいかがだろうか。また、身近な高齢者に勧めてみるのもいいかもしれない。

この論文は、医学誌ランセット11月号に掲載されている。

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