暴力映像やゲーム好きは遺伝!? 感情コントロールに関係する遺伝子に変異あり

Text by

  • 0
shutterstock

shutterstock

性格は遺伝するというが、暴力シーンが頻出する映像やゲームを好む傾向も遺伝子によるものかもしれない。オランダのアムステルダム大学コミュニケーション研究学部による研究で、暴力映像・ゲームの視聴を好む子どもは、セロトニントランスポーター遺伝子という感情コントロールに関係する遺伝子に変異があることがわかった。

研究では、オランダの5−9歳の子どもの親に、子どもがどれくらい暴力的な映像を視聴しているか、どれくらい頻繁に暴力的なゲームをしているかの聞き取り調査を行い、子どものDNAサンプル分析も行った。

その結果、セロトニントランスポーター遺伝子に変異体が見られる子どもに暴力映像を長時間視聴する傾向がみられ、またそうした子どもには注意欠陥・多動性障害(ADHD)の行動も認められた。このため、遺伝子変異体がそうした暴力映像好きの傾向とADHDに関係していると、研究者らは結論づけた。

この結果を踏まえ、研究を主導したサーン・ニッケルン氏は「セロトニントランスポーター遺伝子の変異体を検証することはADHDの研究においても重要になってくる」と話している。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking