糖尿病や心疾患だけじゃない! 肥満は卵巣がんのリスクも高めるとのレポート

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飽食の現代、肥満は世界的な健康問題となっている。これまでの研究で肥満は糖尿病や心疾患などさまざまな病気と強く結びつくことがわかっているが、卵巣がんにも罹りやすくなるとのレポートがこのほど発表された。

米国がん研究所と世界がん研究基金によるレポートの中で指摘されている。肥満と卵巣がんの因果関係について、レポートをまとめたがん研究所のエリザ・バンデラ助教授は「がんの進行に影響するホルモンに、肥満が作用することがわかっている。また、肥満はインスリン耐性や慢性の炎症などにもつながる」と話す。

バンデラ助教授らが、400万人の女性を対象とした調査を検証したところ、BMI が5ポイント上がるごとに卵巣がんに罹るリスクが6%高まることがわかった。このBMI上昇に体重増加も加わるとリスクは一層高くなるという。

米連邦防疫センターによると、肥満とは「肥満度指数(BMI)30以上」と定義されている。この基準でいくと、米国民の大人の3分の1が肥満となる。そして世界をみても20歳以上の人の35%が体重過多で、11%が肥満なのだそう。まさに、世界レベルで深刻な健康問題になりつつあり、今回のレポートはさらに注意を喚起するものとなっている。

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