マウスウォッシュの頻繁利用は危険!口腔・咽頭がんのリスク高まるとの報告

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Flickr_ Editor B

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口の中をすっきりとさせるマウスウォッシュを利用している人は少なくないだろう。虫歯や歯周病、口臭の予防に効果があるとされ、特に接客業や営業の人などはエチケットとして活用しているのではないだろうか。

そのマウスウォッシュ、1日3回以上使うと口腔や咽頭のがんを発症するリスクが高まることがわかった。

英グラスゴー大学歯学部の研究者や他のヨーロッパの研究者らが共同で、13カ国のがん患者1962人と健康な人1993人を対象に調査を行った調査で明らかになった。

発がん性物質が吸収されやすく

調査によると、口腔ケアに気を配っていない人に口腔がんや咽頭のがんのリスクが高い傾向がみられたと同時に、マウスウォッシュを頻繁に利用する人も同様にリスクが高いことがわかった。

この調査結果は、「アルコールを含むマウスウォッシュは、口腔がんなどの病気のリスクを高める」とする2009年のオーストラリアの研究結果を支持するものだ。

研究では、がんのリスクを高める理由として、マウスウォッシュに含まれる発がん性物質が体内に吸収されやすくなるためとしている。

歯磨きの代わりの使用はNG

「歯磨きやフロスの代わりに、マウスウォッシュに頼るのは間違いだ」と話すのは、今回の調査に参加した英グラスゴー大のデイビッド・コンウェイ医師。口腔内の健康や衛生、そしてがん予防のためにも毎回歯磨きをするのが基本と強調する。

さらにコンウェイ医師は「フッ素入りの歯磨き粉をつけて磨き、フロスをすれば口腔ケアは十分」としているが、どうしてもマウスウォッシュを使用したい人は1日1、2回程度に抑えた方がよさそうだ。

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