イギリスの観光スポットが世界で最も大気汚染のひどい場所だったと判明

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このほどまとまった調査結果によると、世界で最も大気汚染のひどい道路は、英国ロンドンのオクスフォード・ストリートなのだという。

オクスフォード・ストリートというと、ロンドンの大動脈ともいえる幹線道路で、ショッピングストリートとして世界中から毎年多くの観光客が訪れる一大スポットでもある。

EU安全基準の3倍超え

キングスカレッジの研究者らが行った調査によると、オクスフォード・ストリートの二酸化窒素の量は、1立方メートルあたり平均135ミリグラムだった。これはEUの安全基準の3倍を超える数値で、ひどい時は463ミリグラムを観測した。

それでは、世界の他の都市はどうかというと、スモッグで有名なインドのデリーやムンバイですら二酸化窒素の量は、1立方メートルあたり平均62ミリグラムだった。

有名観光スポットも汚染ひどく

ロンドンで大気汚染がひどいのはオクスフォード・ストリートだけではないようで、2012年に英国の環境・食料・農村省が行った調査データによると、バッキンガム宮殿の近くを走るA302なども、二酸化窒素量が1立方メートルあたり平均152ミリグラムだった。

そのほか、ナイトブリッジ、コベントガーデンといった観光スポットでも高い数値が観測されている。

「ディーゼル車両の使用禁止を」

これらの大気汚染は主にバスなどの車両から出る排気ガスによるものという。大気清浄化のために活動しているイギリスの民間団体「Clean Air in London」の代表者は「ロンドン在住者はもとより、観光客もかなりの影響を受けていることになる」と指摘する。

その上で、「発がん性が指摘されているディーゼル排気車両の使用を禁止したり、車両進入禁止エリアを拡大したりするなどの対策が必要」と話している。

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