ジャンクフードを食べ続けると“嗅覚”が鈍ることが判明

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高カロリーのジャンクフードはダイエットの大敵。そして、高脂肪であることから健康に悪影響があることも今や常識だ。

そこにさらに、新たなマイナス要素が加わるかもしれない。最新の研究で、ジャンクフードを食べ続けると嗅覚が鈍る可能性があることがわかった。

情報を処理する神経細胞が半分に

フロリダ州大学のNicolas Thiebaud博士が、高脂肪食を与え続けたマウスと通常食のマウスを使って実験を行った。

実験ではそれぞれのグループのマウスに、特定のにおいを嗅ぎ取ったら水が与えられることを学習させたが、高脂肪食のマウスはそのパターンを学習するのが遅かった。これは嗅覚の低下によるもので、新たなにおいに対する反応も鈍かったという。

そうした嗅覚の低下を裏付けるものとして、高脂肪食を与えられたマウスでは、においの情報を処理する神経細胞が通常食のマウスの半分にとどまることが明らかになった。

通常食に戻しても嗅覚戻らず

さらに衝撃なのは、高脂肪食の後に通常食を与えられて体重が元に戻った後も、そうした嗅覚の鈍さは改善しなかった。つまり、いったんジャンクフード生活に浸かると、嗅覚は低下したままということになる。

ファーストフードにコンビニ食、不健康なスナックや飲料など、ジャンクフードは世界中で消費されている現代。いったいどれだけの人の嗅覚に悪影響が及んでいるのかと考えると恐ろしくなるニュースである。

研究結果は専門誌「Neuroscience」に掲載された。

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