あなたの手、公園のベンチや手すりよりバクテリアいっぱいかも?

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冬場に流行するインフルエンザや風邪の対策だけでなく、あらゆる感染性の病気を予防するには、まずは手洗いやうがいが肝心だ。

しかし、食事前にきちんと手を洗う習慣のある人は実際には8人に1人という割合で、しかも手を洗わない人の手に付着したバクテリアなどの数は、比較にならないほど公園のベンチよりもひどいのだという。

両手にバクテリア1000万個超

アリゾナ大学の研究者らが公園やショッピングセンターといった公共の場のベンチや遊具、エスカレーターの手すりなど25カ所の表面に付着しているバクテリアの数を調べた。

それによると、採取したサンプルから検出された、体に害をもたらすブドウ球菌や大腸菌は1センチ四方あたり10個以下だった。一方、ヒトの両手には1000万個超のバクテリアがいることがわかった。

食事前に手洗いする人は13%

また同研究チームの調査によると、食事前に手を洗うとする人の割合は13%だった。2年前に英国で行われた同様の調査では26%という結果が出ていて、いずれにしても手を洗う習慣が浸透しているとは言い難い数字だ。

専門家は「人の手を介してバクテリアやウイルスといった病原菌が移動しているのが現実。感染症を防ぐには、手洗いが最優先事項」と話す。実際、手洗いすることで感染症にかかるリスクを30−50%減らせるのだという。

自分の両手に1000万個のバイキンがうようよ―と考えるとぞっとするだろう。少なくとも食事前など食べ物を口にする時は必ず手をきれいにするように心掛けたい。

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