ホント?脇の下にいるバクテリアで肌がきれいになることが判明

Text by

  • 0
123RF

123RF

お肌の悩みというと、真っ先に思い浮かぶのがニキビや肌荒れではないだろうか。ぷっくり赤く腫れたニキビやブツブツが顔にあると気になるもの。

ニキビや肌荒れ対策としては洗顔や、食生活の見直しなどが挙げられるが、このほど意外な対策が見つかった。なんと、脇の下などにいるニトロソモナス属のバクテリアを活用するというものだ。

炎症を抑える作用

脇の下というのは、汗をかくところ。発汗すると特有の臭いがするが、その臭いの原因となるのがバクテリアだ。汗を”食べて”繁殖し、アンモニア臭を放つ。

そのバクテリアに肌を健康的にする働きがあることを、米国・マサチューセッツのAOBiome LLC社の研究者が発見した。

具体的には、ニトロソモナス属のバクテリアが作り出す亜硝酸や一酸化窒素が、炎症などを抑えるのだという。

バクテリアクリームで効果実証

研究チームは効果を実証するため、ボランティア24人を2グループに分けて実験を行った。一つのグループは有機質の土から抽出したニトロソモナス属のバクテリアを含んだクリームを、残るグループには偽薬を顔に塗ってもらい、その経過を観察した。

すると、バクテリアを塗ったグループでは塗り始めてから3週間目には肌のコンディションが大幅に良くなり、一方、偽薬グループでは改善はほとんどみられず、研究チームはバクテリアに肌を整える作用があるとの結論に至った。特に副作用はなかったという。

潰瘍治療に活用も

研究チームによると、肌のコンディションを整えるだけでなく、皮膚の潰瘍などの治療にも活用できる可能性もあるという。

研究結果は、ワシントンで開催された有用な微生物に関する第5回ASM会議で発表された。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking