高齢者に最適のスポーツは水泳?転倒が少なくなるとの研究結果

2014年10月24日 13時00分

2014年10月24日 13時00分

123RF
123RF

人は誰しも加齢とともに筋力やバランス感覚が衰える。高齢者に転倒が多いのはそのためだ。

そうした筋力などの低下を防ぐためには、日頃から運動をすることが大事だが、中でも水泳が効果的であることがオーストラリアの研究で明らかになった。

スイマーは転倒が33%少ない

研究では、70歳以上の男性1700人を対象に、水泳、ゴルフ、体操、マシーンでのウォーキング・バイク、芝ボーリングといった運動の効果を比較。

それによると、上記スポーツをする人の中で最も転倒が少ないのは水泳を取り入れている人で、他の運動をする人より転倒が33%少なかったとか。

また、水泳をする人は平衡感覚に優れていることも明らかに。立ち姿勢を30秒間キープしてもらったところ、泳ぐ人はぐらつきが少なかったという。

同時に四肢を動かすのが好影響?

研究著者のDafna Merom・豪ウェスタンシドニー大准教授は、これは水泳が体の位置を保つと同時に四肢を動かすという動作を必要とするためとみている。

そして、水の抵抗は筋肉や関節に負担をかけないこともメリットのようだ。

今回の研究とは別に、米国疾病予防管理センターは毎週2時間半の水泳が慢性疾患を予防するのに役立つとしている。

一般に、全身運動の水泳はダイエットや運動不足解消に良いとされているが、元気な老後のために早くから水泳に親しんでおくといいかもしれない。

注目の記事