喫煙、肥満、飲酒…心臓発作は遺伝よりも生活習慣が要因

2014年10月26日 15時00分

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123RF
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我が家は心臓を患う家系で―。そんな人に心強い?ニュースが届いた。

これまで心臓発作の発症は遺伝的な要素が大きいと考えられていたが、米国で発表された最新の研究によると、実際は生活習慣の影響の方が大きいのだという。

食事の嗜好も影響

米ユタ州のインターマウンテンメディカルセンターの研究チームが心臓病患者の病態や既往症、家族の病歴などを分析して明らかになった。

それによると、深刻な冠状動脈不全は遺伝によるものがあるが、さほど深刻ではない心臓病を抱える人が心臓発作を起こすケースは遺伝によるものではないことが多い。

その遺伝以外の原因というのは、喫煙や食事の内容、運動、飲酒といった生活習慣だ。

例えば、タバコを吸うと一酸化炭素やニコチンを吸入することで血栓のリスクが高まり、脂っこい食事が多いとコレステロール値が上昇してそれが冠状動脈疾患や心臓発作を招く。

「摂生でリスク回避」

研究著者のBenjamin Horne氏は「冠状動脈疾患と心臓発作はひとくくりにされがちだが、冠状動脈疾患を患っていてもさほど深刻なレベルでなければ、普段から摂生するなどして心臓発作のリスクを下げることができる」と解説する。

まったく遺伝の可能性がないわけではないが、心臓に不安のある人は生活習慣を見直し、普段から摂生に努めるといいようだ。

研究結果は、米サンディエゴで開かれた人類遺伝学会で発表された。

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