【これは怖い】エナジードリンクを飲んだ子どもが救急搬送されるケースが増加

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Flickr_ Tambako The Jaguar

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近年、種類が増えてきているエナジードリンク。若い男性を中心に”愛飲”する人は少なくない。

従来の栄養ドリンクは疲れたときの栄養補給としてどちらかといえば薬的に服用されるケースが多いのに対し、エナジードリンクの場合、ジュース感覚に近い。

そうした“敷居の低さ”が手伝ってか、米国では子どもがエナジードリンクを飲み、その結果、深刻な心臓系のトラブルなどで病院に搬送されるケースが増えているのだという。

3年間で副作用5000件

ミシガン子ども病院の小児科医Steven Lipshultz氏らがまとめた報告によると、米国では2010年からの3年間にエナジードリンクの副作用で5000人以上が病院に搬送され、うち半分が6歳以下の子どもだった。

症状はというと、心拍の乱れや心臓発作、動悸など。これは、エナジードリンクに含まれる多量のカフェインによるものなのだという。

幼いほど副作用出やすく

Lipshultz氏によると、6歳の子どもの場合、カフェイン50mgを摂取すると影響を受ける。10歳だと80 mg、12歳であれば100 mgの摂取で有害になると考えられる。

一方、エナジードリンクの代表ブランド、「モンスター」は500mlでカフェイン160 mg、「レッドブル」は250mlで80mgのカフェインを含んでいて、子どもにとって”許容量オーバー”なのは明らか。

もちろん、カフェインを含む飲み物は他にもたくさんある。例えば、コーヒー1杯には100mg、コカコーラ(330ml)には32mgが含まれる。そうした飲み物を常飲すると、累積カフェイン量はあっという間に増えてしまう。

「タバコ同様に規制すべき」

Lipshultz氏は「少なくとも18歳以下の子どもにエナジードリンクはまったく必要ない」と断言する。さらに「タバコやアルコール同様、子どものエナジードリンク摂取は厳しく規制すべき」と話している。

Lipshultz氏らの研究結果はアメリカ心臓協会の会合で発表された。

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