ネガティブ思考だと記憶力が短期的に低下するとの研究結果

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「私、みんなに嫌われてるかも」「月曜日って最悪」などと物事をネガティブにとらえる傾向にある人は、記憶力が短期的に落ちるのだという。

米国の研究者が、ネガティブ思考により記憶力が12%低下するという研究結果を専門誌「Congnition and Emotion」に発表した。

精神の落ち込みが影響

研究は、学生157人を対象に行われた。過去2週間の精神的な状態を自己申告してもらい、さらに質問に答えてもらって落ち込みの有無を確認した。

それによると60人が「精神が落ち込んだ状態」で、残る97人は落ち込みなしとされた。

そして、質問事項をいくつ覚えているかで学生の短期的な記憶力を測ったところ、「落ち込んだ状態」の学生は明らかに記憶している項目が少なかった。

集中力が欠けるように

このことについて、研究著者のBart Rypmaテキサス大教授は「落ち込んでいる人が何らかの刺激、例えば悲しい思い出につながるような曲や場所などを聞いたり見たりすることで物事に集中できなくなり、結果として記憶力低下につながる」と解説する。

記憶力の低下は高齢者に多くみられるが、若い人でも一時的にしろネガティブ思考で短期的に記憶力が落ちるということになる。

落ち込みが常態化すれば、記憶力が一層後退するのは想像に難くない。やはりポジティブ思考でいこう。

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