自然やアートに触れると免疫がアップすることが明らかに:米研究

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雪、夕焼け

スケールの大きな景観を見たり、アートに触れたり、美しい音楽を聴いたりすると、人は癒される。だが、効果はそれだけにとどまらないようだ。

米国の研究によると、そうした体験をしてポジティブな感情を抱くことで、免疫機能もアップするのだという。

炎症誘発を抑制

カルフォルニア大バークレー校の研究で、ポジティブな感情には炎症誘発物質サイトカインの分泌を抑える作用があることが明らかになった。

ここでいうポジティブな感情というのは、喜び、感動、発見、畏怖、楽しみ、驚きなど。

研究では、200人の口腔粘膜を採取して、たんぱく質の一種で炎症マーカーとして使われるサイトカインのレベルの変化を調べた。

うつなどの症状にもプラス

それによると、上記のようなポジティブな感情を経験したときに、サイトカインの一種であるインターロイキン6のレベルが最も抑えられることが確認された。

つまり、心が温まるような経験をしてポジティブな感情を抱くことで体の中の炎症が抑えられ、病気にかかりにくくなるということ。この炎症誘発の抑制はメンタル面でもプラスに作用するのだという。

ということは、風邪をひきやすく、うつなどの症状も出やすいこの季節、思い切って大自然に身を委ねたり、美術館に足を運んだりするといいということになる。

心と体はつながっている、ということをあらためて思い知らされる研究結果だ。

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