エナジードリンクを飲む習慣がある子どもに多動性障害多く:米調査

2015年02月14日 15時00分

2015年02月14日 15時00分

Flickr_ Daniel Juřena
Flickr_ Daniel Juřena

以前、エナジードリンクを飲んだ子どもが多量のカフェイン摂取により心臓発作などで救急搬送されるケースが米国で増えているというニュースを紹介した。

そして、またしてもエナジードリンクに関する衝撃的な調査結果が米国から届いた。エナジードリンクや甘い飲料を頻繁に飲む子どもに、注意欠如・多動性障害(ADHD)が多く見られるというものだ。

1日平均2本、7本飲む子どもも

調査は、エール大学公衆衛生大学院のチームがミドルスクール(10〜15歳の子どもが通う学校)の生徒1649人(平均年齢12.4歳)を対象に実施。普段どんな飲料をどれくらい飲むかなどを調べた。

それによると、エナジードリンクや砂糖をたっぷり含む飲料の消費量は、1日あたり平均2本。中には、7本というケースもあった。

飲む量に比例して症状顕著

そして、そうした飲料の消費量が多い子どもほど、注意欠如や多動の傾向があることも明らかになった。特にエナジードリンクを飲む子どもでそうした傾向が顕著だったという。

エナジードリンク類を飲まない子どもと比較すると、多飲する子どもの注意欠如などの障害は66%多かった。

「子どもには摂取制限を」

今回の調査では、なぜそうした飲料が多動などを招くかは明らかになっていない。研究著者のJeannette Ickovics教授は「さらなる研究が必要」としながらも「エナジードリンク類とADHDの関連性が明らかになった」と調査の意義を話す。

その上で、Ickovics教授は「エナジードリンクはカフェインや糖分をたっぷり含み、1日の摂取許容量を超える。ADHDに加え、肥満予防という観点からも子どもはエナジードリンクの飲用を控えるべき」としている。

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