信じ難い外食大手「性的搾取」の闇 ~化粧品大手にもあった「下半身労務管理」の異常には法規制も~

2014年02月03日 08時04分

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123RF
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過剰な労働時間、度を超えたノルマの要求、ポエムで洗脳し徹底奉仕を強いる社訓、パート・アルバイトの使い捨て。「ブラック企業」という言葉がすっかり定着してきた昨今であるが、いまだに明らかにされていない問題がある。「週刊金曜日」1月31日号では、同誌の「第24回ルポルタージュ大賞」佳作受賞者でもあるライターのガンガーラ田津美さんが、関係者の多くが口を閉ざす「性的搾取による労務管理」の実態を明らかにしている。

今回ガンガーラさんがメスを入れたのは業界大手の牛丼チェーン店××屋。異様なまでに過剰な社員の労働時間を削減するためにアルバイトの女性たちの都合を無視してシフトに入れさせる方法として、セクシュアルハラスメントとパワーハラスメントが一体化した「色管理」を行っている真相に迫る。

管理職にある男性が立場を利用して女性従業員と肉体関係を持ち、その弱みに付け込んで意のままに労働させることを「性的搾取による労務管理」、おぞましい表現を使うなら「下半身でシフトを回す労務管理」「色管理」と称し、現在キャバクラ業界では黒服と呼ばれる男性従業員の間では常態化している。また、大手化粧品メーカーに勤務する男性社員が美容部員の女性たちを都合よく管理するために、支配下にある女性美容部員全員と性的関係をもって意のままに動かすという事実が存在することを、筆者は大手化粧品メーカーに勤務するきわめて近しい知人から「本当の話し」として聞いたことがある。

女性アルバイトとの性的関係を悪用し店舗のシフト管理を行うマネージャー。それが店舗管理の一手段であると見なす上司。事が表沙汰にならない限り口出ししない本社。これは組織ぐるみのセクシュアルハラスメントであり、パワーハラスメントではないだろうか。公党の共同代表や公共放送の会長が「慰安婦はどこの国にもあった」などと公言する国ならではと言えなくもないが、そんな国の内閣総理大臣が「女性が輝く国」とか言っているのだから開いた口が塞がらない。道徳教育の義務化とか歴史教科書からの自虐史観の一掃だとか言ってる前に、「性的搾取規制法」の策定に早急にとりかかったらいかがだろうか。

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