野中元自民党幹事長、首相を痛烈批判 「政策一方的」「偏ったブレーン」

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野中広務ログ公式twitter

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自民党幹事長を務め、政界を引退した野中広務元官房長官は19日、参院の国の統治機構に関する調査会に参考人として主席し、安倍晋三首相の政権運営について「首相が一方的に政策を発信し、与党や国会との議論が形骸化している。議会政治として相当危険な状態だ」と批判した。

2月20日付の東京新聞が報じるところによると、野中氏は「特に外交安保や経済に関して、首相が偏ったブレーンを集めて諮問機関で政策を事実上決めている」と指摘。首相が官邸主導の政権運営にこだわり、自民・公明両党との協議を軽視していることを問題視した。

首相が集団的自衛権の行使を容認するための憲法解釈の変更を進めようとしていることに関しては「内閣の方針に従うような法制局長官を新しく迎えたかと思えば、自らの答弁が最も重いと言う。(立憲主義の)基本を間違えたやり方だ」と主張した。

与党内の対応についても「不満があっても声として上がってこない。最終的に内閣と与党、国会の(関係の)あり方に大きな亀裂を呼ばないか不安だ」と危機感を訴えた。

首相が昨年末に靖国神社を参拝したことについては「なぜ、他国との複雑な関係を無視したのか。わが国の歴史にとっても非常に遺憾なことだ」と述べた。

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