【悲報】口紅の中の化学物質が心臓病の原因になっているかも!? マウス実験で発覚

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口紅や洗顔料、歯磨きなどに一般的に使用されているある化学物質が心臓病や筋肉トラブルを引き起こすかもしれないということが新しい研究で明らかになった。

その物質とはトリクロサンで、数多くの家庭商品の中に含まれているが、心臓や筋肉などが脳から信号を受けるプロセスを妨げる可能性があるという。

実験ではマウスにトリクロサンを注入して20分以内で心臓の機能に25パーセントの低下が見られ、人体にも影響があり得るということを警告した。

しかし、他の専門家は「商品に使われているトリクロサンの量は安全なレベルであり、マウスに注入されたトリクロサンの量は普段我々が摂取している量よりもかなり多いものだった」と主張している。

以前の研究でトリクロサンは甲状腺や生殖機能問題と関わりがあるということがわかっているが、その効果がマウスによって実験されたのはこれが初めてのことである。

科学者達はこの化学物質は院内感染を防ぐために考案されたもので、体内に入った後は無害ですぐに代謝されると考えていた。

しかしながら、カリフォルニア大学の研究者達は、「これは体内に残り、臓器に運ばれて、ダメージを引き起こすかもしれない」と語る。

この研究を率いたアイザック・ペッサ教授の意見では、人間の健康問題や環境問題にとってこの化学物質は注意を要する物質に違いないとのことだ。健康な人にとっては心臓機能の10パーセントの低下は大した問題ではないかもしれないが、心臓病を抱えている人にとっては大問題である。

別の実験ではマウスにワイヤーの網目を握らせることで骨格筋肉の観察が行われた。4時間前にトリクロサンを注入されたマウスには網目を握る力に18パーセントの低下が見られたが、それは1日で回復した。

マウスの筋肉観察の実験から、研究者達はトリクロサンがカルシウムイオンの流れを乱し、それが脳から筋肉への電気信号をもたらしていると考えている。

この物質が使用されていて、最も口に入っているものの代表が口紅になると思われるが、化粧歴の長い女性にとっては健康への影響が気になるところである。

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