コーラを飲むと軟骨も溶けるの?! 炭酸飲料が特に男性の変形性関節症を悪化させることが判明!

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Flickr_Brian 84

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新たな研究で、糖分の多い炭酸飲料はアメリカ人の肥満の原因の一つだけではなく、男性の変形性膝関節症を悪化させる要因の一つだということが明らかになった。

変形性関節症は骨と骨の間の柔らかなクッションの役割を果たす軟骨がすり減ったり、断裂したりすることで起こる。症状としては関節痛、凝り、動きの鈍化、腫れなどが挙げられる。最近の調査ではアメリカ人の2人に1人がこの変形性膝関節症を患っているという。

研究はボストンの医療センターとブラウン大学によって行われ、2149名の変形性膝関節症の患者に対して、追跡調査を行い、4年続けて毎年膝のレントゲン写真を撮った。毎日のように炭酸飲料を飲んでいた男性患者は膝の関節間の空間が最も狭くなっていた。この膝の関節間の空間を測ることで変形性膝関節症の症状の悪化度合が測定できるのだ。炭酸飲料を飲まなかった患者にはこの症状の悪化がさほど見られなかったという。

また肥満もこの変形性膝関節症の要因の一つと言われているが、驚くことにこの研究では痩せていてBMIが低い男性でも炭酸飲料を飲んでいた場合は肥満の男性と比べて、症状の著しい悪化が見られたという。また女性の場合はBMI数値が最も低く、大量に炭酸飲料を消費していた人のみ、症状の悪化が見られた。

この調査を行った責任者のDr Luによると、この結果について、炭酸飲料に含まれ、骨の健康に悪影響を及ぼす複数の成分が関係しているのではと推測する。まずカフェインは変形性関節症のリスク要因の一つである。またこれらの炭酸飲料にはリン酸が含まれ、これはカルシウムの吸収を妨げる。

変形性膝関節症は日本でもスポーツ選手の間や40代を過ぎると増えてくると言われている。健康に過ごすためにもリスク要因とわかっている炭酸飲料の過剰摂取は避けるべきかもしれない。

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