【英国発】生後4か月の赤ちゃんが家の中でキツネに襲われて重傷を負った件

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これまでに、ちょっと凶暴なキツネや犬化した可愛いキツネの記事を紹介してきたが、ついに生後間もない赤ちゃんが巻き込まれる悲惨な事故が英ロンドン南の郊外Bromleyで起きてしまった。

リビングのベッドで寝ていた生後4か月の男の子の赤ちゃんDenny Dolanを、鍵が壊れて開いたままになっていた裏口から入り込んだキツネが襲ったのだ。赤ちゃんの叫び声に飛んで駆けつけた母親のHayley Cawleyは血だらけになっている部屋を見て、驚いたが、咄嗟にキツネを蹴って追い払った。Dennyは顔に数針縫う怪我、頭部に4か所の外傷と指を噛みちぎられる重症を負ってしまった。すぐにロンドンの子ども専門病院に搬送され、指を再接着するために3時間に及ぶ手術が行われた。父親のPaul Dolan(28才)にとっては初めての子どもがこのような悲劇に遭ってしまい、彼の姉は「彼は今回の事故に大変ショックを受けていて、トラウマになっているみたい。つきっきりで看病しているわ。」と語っている。PaulがFacebookの自身のページに左手を包帯で巻かれたDennyの写真を掲載しており、順調な快復ぶりがうかがえるのがせめてもの救いだ。被害に遭った家族は「キツネは赤ちゃんを外に引きずり出そうとしていて、最悪の場合も起こり得たと考えるとゾッとする」と話す。

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マンチェスターのある病院では産婦人科病棟の入り口で夜間にキツネが目撃されており、「キツネに注意!」の張り紙が貼られている。

イギリス全体で都市部に済む野生のキツネの数は33000匹と推測され、その内ロンドン周辺には10000匹いると言われている。これまでに発見されたキツネで体重が最も重かったものは約20kg、最大の身長は150cmという恐るべき大きさだ。

専門家によれば、このような悲劇を招いてしまったのは、人間のせいであるということだ。「そもそも野生のキツネは人間に寄りつかない習性があるが、キツネに餌をあげたりする人が増えたために、都会に住むキツネは人に慣れ、家の中に食べ物があるとわかるようになった。そこで今回のようにキツネが家に忍び込む事故が起きてしまったのではないか」と警笛を鳴らしている。最近イギリスでは赤ちゃんがキツネに襲われる事故が3件も起こっていることからも、小さなペットや赤ちゃんがいる家庭は十分に警戒すべき環境となっているようだ。都会に住むキツネと人間がうまく共存していく方法を模索する必要があるかもしれない。

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