睡魔は我慢をしないのが得策 昼寝をすれば仕事の能率も上がり、心臓病も防げるらしい

2012年08月19日 17時31分

2012年08月20日 01時51分

flickr_John-Tai
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私たちは夜間にまとめて睡眠を取っているが、多くの哺乳類は1日を通じて短いピリオドで睡眠を取っている。ヒトの体も早朝(午前2~4時)や昼下がり(午後1~3時)に眠気を感じるように出来ているのだ

眠気を感じたときに無理せず仮眠を取れば、目覚めたあとの意識レベル、注意力が上がり、スタミナや運動能力、仕事の能率も向上することから、今ではナイキやGoogleなど、仮眠を推奨し、仮眠室を用意している企業も増えている

航空会社も例外ではなく、パイロットは(もちろん副操縦士がいる場合だが)フライト中に25分程度の仮眠を取ることが認められている。これでパフォーマンスが34%、意識レベルが54%向上するそうだ。

仮眠は健康にもよい影響をおよぼす。シエスタ(昼寝)の習慣がある国は、冠動脈性心疾患(CHD)が少ないそうだ。2007年にギリシアで行われた2万4000人を対象とした調査によると、週に2回昼寝をするとCHDが12%減少、週に3回昼寝をすると、なんと37%減少したのだとか。

ブラームス、エジソン、アインシュタインといった天才たち、ナポレオン、チャーチル、サッチャー、クリントンといった政治的指導者たちも、仕事中によく仮眠を取っていたことで知られている。

仮眠(ナップ)は短くても効果がある。日々の習慣に取り入れたいものだ。

【ナノ・ナップ】(10~20秒)電車で隣の人の肩にもたれてしまうようなごく短い睡眠 。

【マイクロ・ナップ】(2~5分)眠気を取り除くには驚くほど効果的 。

【ミニ・ナップ 】(5~20分)注意力、運動性学習能力、運動能力が上がる。

【パワー・ナップ】(20分)上記の効果に加え、筋肉の記憶、長期記憶が向上する。

【レイジーマン・ナップ】(30~90分)知覚処理能力が向上する。成長ホルモンの分泌され、骨や筋肉の修復が促進される。

ただし、仮眠の時間が長くなり過ぎると逆効果になるのでご注意を。

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