今年こそは睡眠をしっかり取り、健康的に過ごすための8つのヒント

2013年01月05日 13時46分

2013年01月05日 16時02分

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今年こそは健康的な生活を送ろう、睡眠もしっかり取ろうと決意はしたものの、仕事も始まり、さっそく決意が崩れつつある人も多いだろう。自分の時間を増やしたい、やるべきことを終わらせたいと思うと、結局のところ寝る時間を削るのがいちばん手っ取り早いということになってしまいがちだ。ここであらためて睡眠の大切さを思い出し、1年を健康的に過ごしていただくために、昨年、明らかになった睡眠にまつわるあれこれをまとめてご紹介。

1. 睡眠不足はの脳卒中のリスクを高める
6時間以下の睡眠が続くと、血圧の上昇やホルモンバランスの変化を招き、喫煙、運動不足といった他の要因がなくとも脳卒中のリスクが高まることが知られている。幸い、睡眠不足は、いわゆる「修正可能な危険因子」だ。取り返しのつかない事態を招く前に意識的に改善したいもの。

2. (ただし)寝過ぎもよろしくない
昨年3月、毎晩8時間を超える睡眠を取っている人は、狭心症の割合が2倍増えるという研究結果が発表されている。睡眠時間は6~8時間以内にとどめるのがよさそうだ。

3. 睡眠不足が続くと食べる物の選択がお粗末になる
夜型で毎晩4時間程度の睡眠が続いているような人は、脳の報酬系が活性化し、食物の選択・決定をする際に「こっちを食べた方が健康的」という判断がしづらくなる。その結果、ついジャンクフードに手が伸びるなど、不健康な食べ物を選んでしまい、肥満につながるのだとか。

4. 睡眠不足は免疫系に悪影響を及ぼす
ストレスによって免疫力が落ちることは知られているが、睡眠不足が続いた場合も同じように白血球の数が急上昇することが分かった。

5. 睡眠不足は肥満遺伝子を活性化させる
双子の片方に睡眠時間を多く、もう片方に睡眠時間を少なく取ってもらう実験を行ったところ、睡眠不足の状態にあると、肥満遺伝子が活性化することが分かった。つまり、遺伝子が「体重を増加させよう」とするわけだ。食生活や運動など外的要因の改善が重要であることに変わりはないが、それプラス睡眠を増やすようにすれば、遺伝子は体重を減少させる手助けをしてくれるかもしれない。

6. 睡眠を削っても成績は下がるだけ
テスト前に一夜漬けをしたくなる気持は分かるが、睡眠を削れば削るほど、努力とは裏腹に成果が上がらないという調査結果や研究結果が数多く発表されている。

7. 睡眠不足は医師の思考能力を低下させる
研修医が過酷な勤務に耐えていることは周知の通りだが、患者の立場としては「大変ですね」と同情だけしているわけにはいかない。昨年の研究・調査によれば、睡眠不足時の外科研修医の思考力は、平均で覚醒時のほぼ50%、最低レベルだと覚醒時の30%まで低下してしまうことが分かった。

8. 睡眠不足は不安を助長する
睡眠不足が続くと脳内で予期反応が強まり、不安のレベルが上がってしまう。肉体の健康だけでなく、精神面の健康を保つうえでも適切な睡眠を確保することが大切。元々心配性の人はなおさらだ。

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