英国とスペインの合同チームがカップの色と実際に感じる飲み物の「美味しさ」との関係を調査 ココアを飲むならオレンジ色のカップで!

2013年01月06日 14時00分

2013年01月08日 21時48分

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flickr_Thomas McDermott
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英国オックスフォード大学と、スペインのバレンシア工科大学の合同チームが57名のボランティアに赤、白、オレンジ、クリーム色の4色のカップで同じホットチョコレート(ココア)を飲んでもらい、味の感想を訊いたところ、赤や白のカップより、オレンジ色やクリーム色のカップで飲んだほうが美味しく感じられるとの答えを得た。さらに濃いクリーム色のカップは甘みを、オレンジ色のカップは風味を強く感じさせることが分かった。

知覚の研究では、食べ物そのものの味や色、食べるときの音ばかりに注目しがちだが、食べ物をそのまま食することはほとんどない。必ず何らかの器から食べたり飲んだりするのだから、食物に合わせてどの器を選ぶかが知覚にとってとても重要になることを今回の研究はあらためて証明している。

美味しさの感じ方と器の色との関係は過去にも研究が行われており、黄色はレモンの風味を強調し、青など寒色系の色は暖色系の色よりソフトドリンクを美味しそうに(=喉の渇きを癒やしてくれそうに)見せることが分かっている。ちなみにピンクは甘みを強調させる色だそうだ。また、ストロベリームースは、黒っぽい皿より白い皿を使ったほうが甘みが強く感じられるのだとか。こうした色の効果をうまく利用すれば、砂糖控えめのスイーツをより美味しくいただく、といったことも可能なのだろう。

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