大卒の1割弱は就職面接に親を連れていっていることが判明:米調査

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flickr_Alex France

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世界規模の総合人材サービス企業Adeccoの調査により、アメリカの大卒の8%は就職の面接試験に親同伴で出向き、なんと3%は面接の場に親が同席していることが分かった。

子どもが幼いころは友達と遊ぶスケジュールをしっかり管理し、大学進学となれば、入学事務局責任者に「うちの子をよろしく」と手紙を書くなど、子どもを常に上から監視し、何かあれば急降下してくる“ヘリコプター・ペアレント”を持ち、過保護、過干渉に慣れっこになっている一部の若者にとっては、面接に親が同席するのも、それほど不自然なことではないのだろう。それに不況で就職難が続く中、立派な学位や成績をもってしても希望の職に就けない学生が多く、親のコネでも影響力でも、頼れるものは何でも頼ろういう風潮があるのかもしれない。

「そんな学生はとっとと不採用になるのでは?」と思いきや、優秀な人材を確保するため、戦略として親を活用している企業も中にはあるのだとか。今時の学生は卒業後の進路を決定する際、親の意見に大きく左右されることも大いに考えられるため、就職前のインターンシップでしかるべき基準を満たした学生の親には招待状を送って会社を見学してもらい、「ぜひ、おたくのお子さんを我が社へ」と促し、場合によっては面接にも来てもらって、会社や業務についてよく知ってもらおう、という戦略らしい。子どもも親頼みなら、企業も親頼み。

もちろん大多数の若者は「親と一緒に面接なんてゴメンだ」「自分の進路は自分で決める」と思っているようだが、日本の学生さん、その親御さんたちはどう思われるだろう?

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