他の消化酵素がなくても、キウイに含まれる酵素があるだけで胃内のたんぱく質消化が促進されると判明

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flickr_Jeremy Knight

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キウイフルーツはビタミンCが豊富なことで知られ、これまでにも何度かその効果をご紹介してきたが、キウイには「アクチニジン」というたんぱく質を分解する酵素も含まれている。

このアクチニジン、キウイにしか含まれていない酵素なのだが、ニュージーランドのマッセイ大学Lovedeep Kaur博士の研究により、胃の中にアクチニジンがあるだけで、ほかの消化酵素がなくても、赤肉、ヨーグルト、チーズ、マグロ、卵などの食品に含まれる多くのたんぱく質を消化できることが分かった。アクチニジンによって胃でのたんぱく質消化が促進されれば、小腸での吸収率が高まり、結果として体内でたんぱく質が効率よく利用されることになる。それに感覚的にも、たんぱく質たっぷりな食事をしたときの、もたれような不快な満腹感も解消される

焼き肉やバーベキュー、チーズたっぷりのハンバーガーやピザを食べ過ぎてしまった、元々消化機能が弱いという人は、食事と一緒に、あるいは食後のデザートにキウイを食べておくことをオススメしたい。ビタミンCの補給もでき、消化も助けてくれるとなれば、キウイは積極的に摂りたい果物と言えるだろう。Kaur博士らの研究は学術誌『Advances in Food and Nutrition Research』に発表された。

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